Germany 4-1 England
2010-06-28(Mon)
BBC Sportsでは、2010ワールドカップ決勝トーナメント1回戦ドイツ対イングランドのコメントを掲載していました。
その中で、クリス・ワドルのコメントを取り上げてみましょう。
チーム力も戦術もドイツがイングランドより上だったことを指摘しています。また、イングランドのディフェンスが機能していなかったことにも言及しています。何よりも若手というか、次に続くタレントがいないことを憂いているようです。今のイングランドにはタレントは豊富だと思うのですが、勝負強さに欠けます。クリス・ワドルは既に今後のトーナメントのことを考えています。イングランドフットボールに対する長期的なビジョンを感じさせるコメントです。
ハーフタイムにおけるドイツの指示は、イングランドの緩いディフェンスラインに対して、カウンターを狙えということもあったでしょうが、他には疑惑のゴールが認められていたとしても、それを跳ね返す点差で勝つということだったでしょう。それがドイツの意地だったと思います。なぜなら、それは1966年大会におけるイングランドのドイツに対する勝ち方と同じであるからです。
カペッロは、ハーフタイムでディフェンスラインに対してどのような指示を出したのか関心があります。
なお、元イングランド代表監督のグレアム・テイラーは、今回のイングランドが4-4-2のフォーメーションを採用したことを敗因とするコメントをしていました。しかし、これは素人のコメントでありまったく意味がありません。サッカーにおけるフォーメーションは大事な戦術の一部ですが、フォーメーションで勝敗が決まることはありません。私は、フラットなディフェンスラインの4-4-2のフォーメーションが好きです。これは好みの問題であり、フォーメーションの是非を語るのは愚かなことです。サッカーはシンプルなゲームですが、フォーメーションで勝負が決まるほど単純なものではありません。こんな人物を代表監督にしたから当時のイングランドは勝てなかったのです。
(参考)
杉山茂樹「4-2-3-1」(光文社新書)
その中で、クリス・ワドルのコメントを取り上げてみましょう。
BBC Radio 5 live's Chris Waddle
"It's totally embarrassing. There were 20 minutes when England competed but Germany were the better team technically and tactically."
BBC Radio 5 live's Chris Waddle
"Why don't the FA look at other countries and say 'how do they keep producing this talent?' Where is our Plan B? We haven't got one. The back four can't control the ball, can't pass, we lack so many ideas it's frustrating."
"It's totally embarrassing. There were 20 minutes when England competed but Germany were the better team technically and tactically."
BBC Radio 5 live's Chris Waddle
"Why don't the FA look at other countries and say 'how do they keep producing this talent?' Where is our Plan B? We haven't got one. The back four can't control the ball, can't pass, we lack so many ideas it's frustrating."
チーム力も戦術もドイツがイングランドより上だったことを指摘しています。また、イングランドのディフェンスが機能していなかったことにも言及しています。何よりも若手というか、次に続くタレントがいないことを憂いているようです。今のイングランドにはタレントは豊富だと思うのですが、勝負強さに欠けます。クリス・ワドルは既に今後のトーナメントのことを考えています。イングランドフットボールに対する長期的なビジョンを感じさせるコメントです。
ハーフタイムにおけるドイツの指示は、イングランドの緩いディフェンスラインに対して、カウンターを狙えということもあったでしょうが、他には疑惑のゴールが認められていたとしても、それを跳ね返す点差で勝つということだったでしょう。それがドイツの意地だったと思います。なぜなら、それは1966年大会におけるイングランドのドイツに対する勝ち方と同じであるからです。
カペッロは、ハーフタイムでディフェンスラインに対してどのような指示を出したのか関心があります。
なお、元イングランド代表監督のグレアム・テイラーは、今回のイングランドが4-4-2のフォーメーションを採用したことを敗因とするコメントをしていました。しかし、これは素人のコメントでありまったく意味がありません。サッカーにおけるフォーメーションは大事な戦術の一部ですが、フォーメーションで勝敗が決まることはありません。私は、フラットなディフェンスラインの4-4-2のフォーメーションが好きです。これは好みの問題であり、フォーメーションの是非を語るのは愚かなことです。サッカーはシンプルなゲームですが、フォーメーションで勝負が決まるほど単純なものではありません。こんな人物を代表監督にしたから当時のイングランドは勝てなかったのです。
(参考)
杉山茂樹「4-2-3-1」(光文社新書)
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