人事評価の活用に関する研究会
2008-05-13(Tue)
写真は「イングランド 写真の日々」から「ブルーベル」
by ukphotography自然の造形物とは思えない美しさにため息 by 曽野田欣也 平成20年4月10日(木)に開かれた第1回「
地方公共団体における人事評価の活用等に関する研究会」の議事要旨が総務省のサイトにアップされていました。
これは、地方公務員法の改正により
職階制が廃止され、代わりに
人事評価について規定されることに伴う研究会だと思います。我々地方公務員には、非常に関心のあるところです。議事資料だけでなく、会議録も公開され、研究会における議論の内容も分かると嬉しいです。
自治体からは、豊田市や神奈川県からも出席されている方がいらっしゃいます。「
超高齢・分権型社会における自治体の組織体制と人事管理」を執筆された辻琢也教授もいらっしゃいます。
目標管理などを中心とした人事考課制度の運用は、国よりも自治体のほうが進んでいると言えます。したがって、この研究会での議論は、今後、総務省が国の運用指針を固めていく上でも、参考になるでしょう。
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コメント
ブログ開設おめでとうございます。(^O^)
それも実名とは、勇気ある行動ですねぇ。
見には来させて頂いてましたが、カキコ遅くなりました。m(_ _)m
不動産の販売やらと違って、数字に出来ない部分が多いので、客観的指標に基づく評価が非常に難しいです。
となると、管理職上司の判断に拠らざるを得ません。
それなら、役所の人事評価を導入するなら、その前に、今の管理職の経歴と、その役職への選抜理由を公開すべきだと思います。
親分にも、「ありがたい親分やわ。」てのもあれば、「オイオイ、しっかりせーよ。」てのもありますからね。
> きよてぃ様
Yahooブログ時代には、お世話になりました。新ブログにもご訪問&コメントを頂きありがとうございます。
人事評価の評価基準の客観性は、永遠の課題ですね。
人事評価は測定というよりは判定です。
スポーツのように基準が明確なものでさえ、判定はレフェリーにより異なります。
フィギュアスケートならば公平公正を期すためにレフェリーを複数にしています。
人事考課でも一般的には考課者を複数にして同様の工夫をしています。
しかし、スポーツにおいても人事評価においても客観性の課題が解決されることはありえません。
きよてぃ様のご指摘は、特に幹部職員に対してのものだと思います。
幹部職員ではない私も含めた職員の大半については、自分の業務を通じ、組織目標にどのようにコミットするか、あるいはできるか、というところで幹部職員が部下のモチベーション管理をすることが重要です。また、それに併せて日常の指導助言の中で職員の育成が図られるのが理想であろうと思います。
ご指摘の通り、職位ごとに求められる資質や知識、能力を明確にすることは、それが職員の目標となり、また上司の部下育成の指針ともなるものなので非常に重要なことであると私も考えます。
本ブログにおいても引き続き意見交換をさせて頂きたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
役人の評価は、幹部職員がするしか無いと思うんですよー。
住民は自分に都合の良い評価しか出来ないだろうし。
第三者による評価委員会が一番理想でしょうが、その委員会が役所の広範囲の全ての業務を公平に評価するのは、ほぼ不可能でしょう。
幹部職員からピラミッド式に評価するのが、一番現実的だと思います。
それをやるには、その幹部職員についての徹底的な情報公開が前提だと思います。
> 幹部職員からピラミッド式に評価するのが、一番現実的だと思います。
ご指摘のとおりですね。
国でも自治体でも人事考課は幹部職員から試行し、順次下位の職位に対象を拡大しています。
その評価基準は、まだ試行錯誤の段階でしょう。