2008-03-04(Tue)

当時、この橋の上を鉄道が走っていたが、今は廃線。
5~60年くらい前の写真か。
右側の家々は、今も当時の面影を残す、というか今もそのまま。
立候補予定者が定数下回る 議員報酬日当制の福島県矢祭町議選
産経ニュース 2008.3.2 18:55
昨年12月に全国で初めて町議報酬の固定報酬を止め、「日当制」を導入した福島県矢祭町の次期町議選(3月23日投開票)の立候補予定者数が定数(10)を下回っていることが2日、分かった。
同町議会事務局は「日当制導入による報酬減が立候補者減の一因かもしれない」と分析している。
同町議会事務局は「日当制導入による報酬減が立候補者減の一因かもしれない」と分析している。
以前の記事「議員報酬「日当制」に 矢祭町」で取り上げた福島県矢祭町では、次期町議選で立候補者割れしているそうです。
以前の記事でも成蹊大の小原隆治教授(地方自治論)のお話を新聞記事から引用しましたが、今回は、私が義理の父から聞いた話をしたいと思います。
義理の父は、とても人と話すのが好きな人で、私は結婚前に一度お会いしただけですが、初対面の私ともたくさん話をしてくれました。
イギリス好きの私は、「イギリス人の家は城である」などのイギリスの諺の意味とか、挨拶のときに天気の話をすることなどイギリスの文化や習慣について義理の父に訊ねてみました。
その中で「民主主義とは何か」についても話を聞いてみました。
義理の父は、いろいろ話してくれましたが、民主主義社会では、個人の資産に関係なく立候補したい人が誰でも立候補できることが大事だ、と言っていました。
当時、私は、義理の父が日本に比べ金のかからないイギリスの選挙のことを言っているのかと思いましたが、それだけではないでしょう。
資産のない人も議員として生活し、活動することを金銭的に保障する必要があります。
これは議員に限らず、職業公務員についても同じことが言えるのではないかと思います。
なお、鳥取県江府町でも議員報酬を日当制にする動きがあります。
「議員報酬「日当制へ」鳥取・江府町で住民集会」
asahi.com 2008年03月01日 21時53分
議員報酬の日当制導入を求めている鳥取県江府(こうふ)町の住民が1日、条例改正の直接請求に向けた署名集めの期限を前に集会を開いた。
矢祭町の片野議長は「報酬を日当制にすることで、あいまいだった議員活動の線引きが明確になる。報酬が大幅に減ると金をかけた選挙をできなくなる。そうすれば、女性や若者も立候補しやすいだろう」と日当制の効果を話した。
矢祭町の片野議長は「報酬を日当制にすることで、あいまいだった議員活動の線引きが明確になる。報酬が大幅に減ると金をかけた選挙をできなくなる。そうすれば、女性や若者も立候補しやすいだろう」と日当制の効果を話した。
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