2009-11-25(Wed)
先のエントリー「自治体法務検定 政策法務編」で、私が恥ずかしながら、この年になって法務を勉強しようと思ったキッカケになった記事を次に紹介しておきます。総務省の岡本全勝氏が、吉村仁著「強い者は生き残れない-環境から考える新しい進化論」(2009年、新潮選書)に関連してお話されていることです。
変化に対応する術を身に付けていかなければ、生き残れない。行政は倒産しませんが、生き残らなければならないのも事実です。見方を変えれば、行政はただ存在している、というだけでは、生き残っていることにはなりません。追い出すことができない行政という組織体が、信頼を得て生き残れるかどうかは、つまるところ職員しだいではないかと思うのです。
「岡本全勝のページ」から
変化に対応する術を身に付けていかなければ、生き残れない。行政は倒産しませんが、生き残らなければならないのも事実です。見方を変えれば、行政はただ存在している、というだけでは、生き残っていることにはなりません。追い出すことができない行政という組織体が、信頼を得て生き残れるかどうかは、つまるところ職員しだいではないかと思うのです。
「岡本全勝のページ」から
弱い者が、従来の場所を追い出されます。そして、次の場所は、必ずしも暮らしやすい場所ではありません。条件が良い場所ならば、強い者が先に行くはずです。そして、その条件の悪い場所で、適応し、能力を伸ばした者が、発展するのです。会社や組織でも、同じような例はたくさんあるでしょう。会社や学問にあっては、従来の場所はそのうちに飽和します。新天地を開拓しない限り、次なる発展はないのです。もちろん、追い出された者が、すべて成功したわけではありません。努力とともに、運も必要でしょう。
(2009年11月23日)(抄)
(2009年11月23日)(抄)
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