2010-01-28(Thu)

私は、人事担当課へ来て今年で7年目になりますが、小川先生とはその時以来の付き合いです。小川先生は学陽書房から出版されている「地方公務員の新 勤務時間・休日・休暇」などの著作で高名な方で、地方人事行政の第一人者といえる方です。私は、この7年間、先生の著作を丁寧に紐解きながら、人事行政に携わって来ました。私は、小川先生には地方公務員法のほか、任用、労働基準法、労使交渉、服務など、およそ人事行政のすべての分野にわたって教えて頂きました。先生は、なぜか私のことを以前から「研究者」だと呼んでくださっています。
今日も先生とは、いろいろな話をしました。私の生まれのことから、仕事に関しては総人件費改革のこと、酒気帯び運転による懲戒免職のこと、非常勤職員の任用のこと、総務省の短時間研のこと、地方政治のこと、住民自治のこと、合併のこと、給与構造改革のこと、人材育成のこと、自治大のこと、大学院でのリカレントのこと、自主勉強会のこと、人事考課のこと、東京都行政のこと、2009年7月に愛知県副知事になった高尾和彦さん(私が市町村アカデミーへ行ったときのチューター)のこと、地方分権のこと、まちづくりのこと。。。話は尽きませんでした。
私は、人事へ来る前、国民年金業務に7年間従事していました。現場での仕事に生き甲斐と楽しみを感じていましたが、人事行政は、年金業務とは180度異なるカタイ世界で、なかなか馴染めない毎日でした。そんな時、小川先生が講師をされている研修を受講する機会に恵まれ、小川先生の人事行政を語る冷徹な論理と、地方自治を思う熱いハートに打たれました。今も地方自治を語る先生の情熱は私よりも熱く、そして、何より暖かいお人柄が相変わらずでした。
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