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職場でのイライラ要因、トップは
Sweetsらぶ
写真は「Plumerian cafe -365photo-」から
Sweetsらぶ!」 by nanami



職場でのイライラ要因、トップは「不機嫌な同僚」=英調査
ロイター 2010/02/11 15:39 JST
英調査会社オピニウムが1836人を対象に実施した調査によると、職場でのイライラの原因のトップは「気難しかったり不機嫌だったりする同僚」(37%)であることが分かった。

 日本であれば、職場でのイライラ要因は何がトップになるでしょうか。同じ調査から、他の要因も挙げられています。
コンピューターが遅い(36%)
職場でのうわさ話・陰口(19%)
職場独特の用語の使用や経営陣の言葉遣い(18%)
電話で大声で話す人(18%)
職場の安全衛生が細か過ぎる(16%)
トイレのマナーが悪い(16%)
会議に遅れたり来なかったりする人(16%)
キッチンを使用後に片付けない人(15%)
空調が寒過ぎる(15%)

 「コンピューターが遅い」というのは、良く分かる気がします。インターネットで情報収集しているときに、ブラウジングが遅いのにもイライラします。
 「職場でのうわさ話や陰口」というのも分かりますね。どこの組織にも人のことを好き嫌いで悪く言う輩がいます。
 「職場独特の用語の使用や経営陣の言葉遣い」というのは、ピンと来ません。特に前者の職場独特の用語の使用がなぜイライラの要因になるのでしょうか。自分自身も使う言葉ではないでしょうか。また、後者の「経営陣の言葉遣い」というのは、管理職は非管理職から嫌われるものなのでしょう。個人は自分の裁量で自由に仕事をしたいものです。経営方針に個人の目標を向けさせるというのは簡単なことではありません。
 「空調が寒すぎる」というのは、イギリスらしくて笑えます。

 「最も嫌われるオフィス用語」として、次の表現が紹介されています。
 「Thinking outside the box」(既成概念にとらわれないで考える)(21%)
 ここでやっと分かるのが、「職場独特の用語の使用」です。こういうことだったのか、という感じです。そして、もう一つ分かることは、日本もイギリスも、そして市役所も民間も、管理者から我々は同じことを言われている、ということです。変化に対応できないと競争には勝てません。なお、既成概念で物事を考えないようにするには、ゼネラリストとして人材を養成することも一つの手段です。今現在、目の前にある目的を達成するためには、専門家集団によって対応するのも一つの手ですが、競争優位を持続的なものとするためには、スペシャリストとゼネラリストがうまく機能する組織でなければなりません。
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プロフィール

きんた

Author:きんた
Yahooブログ「ある地方公務員の隠れ家」(since 2007/2/24)から移転しました。

【自己紹介】
・1964年 静岡県浜松市生まれ

【趣旨】
まちづくりと公共政策について考えます。
本ブログは私的なものであり、私の所属する組織の見解を反映するものではありません。

【論文等】
政策空間 2007年10月
複線型人事は新たなモチベーション創出への挑戦
政策空間 2009年2月
資源ベース理論による自治体人事戦略の構築

【連絡先】
下のメールフォームからお願いします。

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