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2010/06
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in my heart of hearts
I think I knew in my heart of hearts that once Graham Taylor was appointed England manager I wouldn't be around for long.
(Chris Waddle)

 グレアム・テイラーがイングランド代表監督になったときのことを回想したクリス・ワドルの言葉です。ワドルは、テイラーが監督になったら、最終的には自分を代表に招聘しないことが分かっていました。

 イタリア代表監督のリッピもユベントス監督時代、天才肌のロベルト・バッジオを好まず戦力外としました。また、アリゴ・サッキもアメリカ・ワールドカップの時に、大事な試合でバッジオを彼の体力の弱さと守備面での貢献度の低さを理由に途中交代させています。しかし、あのときのイタリアがブラジルとの決勝戦まで進めたのは、ロベルト・バッジオの天才性のお陰でしょう。日本では、岡田監督がカズと北沢を外したのは有名な話です。

 自分は戦術という分別をわきまえている合理的な人間だと考えている監督ほど、私は人間味を感じます。それは、本人が「合理」と信じているものが、まったく理性的なものではなく極めて人間臭いものだからです。私は、それを監督の「戦術」という名の「好み」だと考えていますし、「好み」で人を選べるのは、結果に全責任を負う監督の特権だと考えています。監督が「自分の戦術に合わない」選手を外すのは当然のことです。しかし、その戦術とは「理性」や「合理」ではなく本質的に「好み」なのです。

 なぜなら、フットボールは芸術なのですから。
勝つときには多少汚くても良いが、負けるときには美しく
(ヨハン・クライフ)
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公務員の飲酒運転:「原則懲戒免職」緩和の動き
公務員の飲酒運転:「原則懲戒免職」緩和の動き
毎日新聞 2010年6月27日
 飲酒運転した公務員を事故の有無にかかわらず「原則懲戒免職」としていた全国29自治体のうち、計10府県市が処分基準を見直すか、見直しを検討していることが毎日新聞の調べで分かった。06年8月に福岡市職員の飲酒運転で幼児3人が死亡した事故をきっかけに処分の厳罰化が広がったが、09年以降、「過酷だ」として免職を取り消した判決が最高裁で相次いで確定。厳罰化の流れに変化が生じている。

自治体法務の備忘録「公務員の飲酒運転・懲戒基準 処分の重さ、悩む自治体」2010/06/28
自治体法制執務雑感「飲酒運転に係る懲戒免職処分を取り消す判例について~最高裁判決」2009/10/02
拙ブログ「終身雇用と信頼関係」2009/09/29

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Germany 4-1 England
BBC Sportsでは、2010ワールドカップ決勝トーナメント1回戦ドイツ対イングランドのコメントを掲載していました。

その中で、クリス・ワドルのコメントを取り上げてみましょう。
BBC Radio 5 live's Chris Waddle
"It's totally embarrassing. There were 20 minutes when England competed but Germany were the better team technically and tactically."

BBC Radio 5 live's Chris Waddle
"Why don't the FA look at other countries and say 'how do they keep producing this talent?' Where is our Plan B? We haven't got one. The back four can't control the ball, can't pass, we lack so many ideas it's frustrating."

 チーム力も戦術もドイツがイングランドより上だったことを指摘しています。また、イングランドのディフェンスが機能していなかったことにも言及しています。何よりも若手というか、次に続くタレントがいないことを憂いているようです。今のイングランドにはタレントは豊富だと思うのですが、勝負強さに欠けます。クリス・ワドルは既に今後のトーナメントのことを考えています。イングランドフットボールに対する長期的なビジョンを感じさせるコメントです。

 ハーフタイムにおけるドイツの指示は、イングランドの緩いディフェンスラインに対して、カウンターを狙えということもあったでしょうが、他には疑惑のゴールが認められていたとしても、それを跳ね返す点差で勝つということだったでしょう。それがドイツの意地だったと思います。なぜなら、それは1966年大会におけるイングランドのドイツに対する勝ち方と同じであるからです。
 カペッロは、ハーフタイムでディフェンスラインに対してどのような指示を出したのか関心があります。

 なお、元イングランド代表監督のグレアム・テイラーは、今回のイングランドが4-4-2のフォーメーションを採用したことを敗因とするコメントをしていました。しかし、これは素人のコメントでありまったく意味がありません。サッカーにおけるフォーメーションは大事な戦術の一部ですが、フォーメーションで勝敗が決まることはありません。私は、フラットなディフェンスラインの4-4-2のフォーメーションが好きです。これは好みの問題であり、フォーメーションの是非を語るのは愚かなことです。サッカーはシンプルなゲームですが、フォーメーションで勝負が決まるほど単純なものではありません。こんな人物を代表監督にしたから当時のイングランドは勝てなかったのです。

(参考)
杉山茂樹「4-2-3-1」(光文社新書)
蜆広会
 職員の福利厚生を担当している部署にいる関係で、金融商品などの取り扱いで業者さんが職場にいらっしゃることがあります。昨年、私の留守に職場に名刺を残して行った銀行マンがいました。それは、私の中学のときの同級生のK君でした。中学を卒業以来、彼とは会っていません。また、彼も私も中学は浜松市で、磐田市には縁がありませんでした。非常に奇遇な話です。彼は浜松から磐田市の支店に転勤になり、取引先の一つにわが社がありました。私もたまたま今の部署に配属されていた、というだけのことです。

 K君は、なぜかいつも私の留守に来るので、実はK君ともまだ30年ぶりの再会を果たしていません。ですが、今年の8月28日には、中学の同窓会「蜆広会」が企画されているそうです。非常に嬉しい知らせでした。同窓会のウェブサイトを見ると、同窓会幹事をしてくれている同級生たちの写真が載っていました。名前は覚えているものの、誰一人として識別ができません。私の中学時代の体重は50kg代だったでしょうが、今は80kgを超えています。大学時代に61kgだった頃を知る人でさえ、今の私のことは分かりません。

 思えば10年くらい前、私が35歳の年の10月24日には、名古屋の鳴子台中学校の同窓会がありました。その時もみんな風貌が変わっていました。ですが、話してみると昔のままだったのが嬉しかったです。今年もまた嬉しい再会を楽しみにしています。
分別と多感
 能力考課の考課項目は、通常「規律性」「協調性」「責任感」などといった一般化された抽象的なものです。こうした抽象的な項目をもって部下指導をしたり、人事評価を行う際、用語の選択や表現の仕方によって、非常にデリケートな問題になりますから、管理者は注意が必要です。

 たとえば、「協調性がない」と管理者が部下に言ったとすると、これは問題です。「ない」と言うということは、その部下は協調性をまったく持ち合わせていない、という意味です。また、協調性に「問題がある」と言うのも好ましい表現とはいえません。どのような「表現の仕方」で部下に指導すべき内容を伝えるかは、自分が相手の立場になって考えてみれば分かりやすいと思います。
 
 人間の営みは複雑怪奇です。たとえば「協調性」という抽象的な言葉で表すことには、これまでのさまざまな行動特性から管理者の頭の中でたまたま「協調性」という言葉で一般化された概念に過ぎません。相手に理解してもらうには、その基礎になった相手の行動特性を個々に指摘しながら指導しなければいけません。いくつかの行動が完了してしまってから、結果として一般化した言葉で指導されても相手は理解できないと考えるべきです。

 たとえば、「協調性」の場合、次のような着眼点から相手の具体的な言動を評価しなければいけません。
1 誰かが忙しそうにしているときに、その人の仕事を自発的に手伝ったか。
2 和を図るような言動があったか。
3 人間関係に悪い影響を与えるような言動はなかったか。

 管理者としては、こうした着眼点を一つでも多く持ち、評価(指導)のキッカケを多く持てるように、管理者としての能力を高めなければいけません。部下の言動のすべてを何らかの評価項目で評価できるのが理想です。もちろん、そんなことは不可能ですが。

 部下指導に熱心な管理者ほど声を荒げたりとか、多感で自分の常識に自信のある上司ほど分別のない表現の仕方で部下指導をしてしまうようです。これはいかがなものかと思います。管理職には、部下指導について「自分のやり方」があろうかと思います。しかし、いくら管理職が部下指導に熱心であっても、相手に伝わらなければ意味がありません。怒鳴らなくても、言い方しだいでは、部下に対する侮辱となり、パワハラにもなりかねません。

 これは、管理者のかたの中には、長年管理者でいることにより「部下は上司の言うことを聞くもの」という先入観に染まっているかたがいることも考えられます。例えば、役所の場合、管理部門に長くなると、その職員は現場を知らない頭デッカチと思われるようになります。また、現場に長くなると、組織管理を覚えず何かと効率の悪い職員になります。管理職の人は、それなりの年数を管理者として経験を重ねることにより、部下指導や人材育成が、上司から部下への一方的な職務命令のように捉えているかたもいらっしゃるようです。「職員として成長せよ」とか「能力開発をせよ」と命じて、部下がそれらの指示を実現できるほど簡単なことであれば、管理者は誰がやっても良いどころか、その存在さえ必要のないものになってしまうのではないでしょうか。

 管理者の役割は、人間という複雑怪奇な生き物を取り扱う難易度の高いものだと私は思います。
「一番を目指すの当然」
蓮舫大臣が発言修正 「一番を目指すの当然」
2010/6/17 20時53分 産経新聞
 蓮舫行政刷新担当相は17日、産経新聞などのインタビューで「(日本が)科学技術の分野で一番を目指す。あるいは他の分野でも一番を目指すのは当然だ」と述べた。昨年の行政刷新会議の事業仕分けで、次世代スーパーコンピューター開発に関し「2位ではだめか」とした自らの発言を修正した格好だ。
 
 蓮舫さんの発言があれだけ注目を浴びたのは、「一番を目指すの当然」という当然のことを否定した発言だったからこそです。競争において「2位ではだめか」などということはありえません。
 人間の営みは複雑怪奇であって、仕分け作業による結果に正解はありません。説明をする人と説明を受ける人の関係における戦術の巧拙で結果は変わってきます。当事者の「説明の仕方」や「説明の聞き方」についてさまざまな戦術があります。説明をする側は、一円でも多く予算を獲得することが勝負の分かれ目であり、説明を受ける側としては、一円でも安く「一番を目指させる」のが戦略目標になります。つまり、「2位ではだめか」という「説明の聞き方(説明のさせ方)」は、戦略目標を達成するための戦術の一つに過ぎません。また、この戦術は、蓮舫さんの側が「2位でよい」という理由を説明する立場に立つというルールの下では使えない戦術であることは言うまでもありません。
浜崎あゆみ Arena Tour 2010
Ayumi Hamasaki Arena Tour 2010
 浜崎あゆみのコンサートで静岡アリーナまで行ってきました。2002年ワールドカップ開催の少し前にエコパに行きましたが、それ以来で久しぶりの愛野駅でした。

 今月、上の娘が17歳になるので、誕生日プレゼントのつもりでこのコンサートのチケットを娘に買ってあげました。高校2年ともなると、娘も父親である私を相手にしてくれません。そこで、娘がこのコンサートのチケットをねだって来たのを良いことに、私の分も一緒に買っておくように言いました。私は娘と一緒にこのコンサートに行こうと思ったのです。娘は抵抗もせずに、自分と私のチケットを電話予約してきましたが、娘は一度の電話で私の分も予約をすれば良いものを、私と隣り合わせの席になりたくなかったため、別の席を注文したようです。私の思惑は見事に粉砕され、私は娘とは会場の東側と西側というお互いに反対側に座るという羽目になりました。
 回りは若い女性ばかりで、メタボ親父は私くらいしかいませんでした。娘と一緒なら恥ずかしさも軽減されたでしょうが、今日は恥ずかしさMAXでした。

 コンサートは素晴らしく、エンターテインメント性も極めて高く、行って満足しています。知っている歌はアンコールの最後の歌だけで、他は知りませんでした。思えば、浜崎あゆみバンドのギタリストは、野村義男で私とは同い年になります。私も彼に負けないように、若い人たちの中でがんばらなければいけない、と心を新たにしました。浜崎あゆみのコンサートへ行って、まさかこんな刺激を受けられるとは思いませんでした。また、今日はバックダンサーのSHU-YAさんの誕生日だったらしく、アンコールではオーディエンスとパフォーマー全員で一緒に誕生日を祝いました。コンサートの一体感は素晴らしいですね。来年は娘が行かなくても、私は行きたいと思います。
職務分析・職務評価
 厚生労働省では、「職務分析・職務評価実施マニュアル」と「試行ツール」を作成して公開しています。

 これは、「短時間労働者の雇用管理の改善等に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議」(平成19年5月24日)の中で触れられている事業主の職務分析を支援策として世に出たもので、パートタイム労働法に沿った職務評価の手法に関するものですが、公務の場合、フルタイム労働者である我々正規職員の職務についも、職務分析が十分にされているとはいえないのではないか、というのが私のかねてからの問題意識です。

 管理監督者は、「要素比較法」などにより係内の業務を分析して、職務構成要素を決める必要があります。各要素ごとのウェイトは、仕事の与え方も係員の職務経験によって変わってきます。それは管理監督者の裁量の範囲でしょう。私が他の係へ異動した場合、異動先の課や係で、このような職務分析がされていないとすれば、係長の職務を行うに当たって不安があります。この職務分析は、単なる「事務分掌」ごとの仕事の配分などとはまったく異なるものです。

(参考)
厚生労働省「職務分析・職務評価実施マニュアル及び試行ツールについて

One Night In Turin
 「One Night In Turin [Blu-ray] [2010]」を注文しました。
 90年のイタリア・ワールドカップは、私の好きな大会の一つです。一番好きな大会かもしれません。その理由は、この大会におけるイングランドの試合がイングランド・サポーターにとって前評判を裏切る熱い内容のものが多かったからです。

 それでは、振り返ってみましょう。

 カメルーン戦では、ゲイリー・リネカーのPK狙いのプレイの連発と、ことごとくPKを決めたその勝負強さ。特に、2回目のPKでど真ん中に蹴り込んだリネカーの度胸は、たいしたものです。後日、インタビューでリネカーのこのPKに関して、相手ゴールキーパーがダイブすることを読んでいたと発言しています。確かに、ゴールを決められたキーパーは「やられた!」という感じで頭を抱えています。しかし、キーパーのダイブした方向が逆であったら、脚で止められていた可能性もありました。つまり、ど真ん中、というにはリネカーのキックは甘いコースでした。PKを誘ったリネカーの狡猾なプレイやスルーパス一発でゴール前に通したポール・ガスコインのセンスが光る試合でした。

 ベルギー戦は、ベルギーにとって気の毒なものでした。シーフォ個人の才能は際立っており、両チームの中でもベストだったかもしれません。また、チーム全体としてのパフォーマンスもベルギーはイングランドを上回っていたように感じます。しかし、終了間際のデビッド・プラットのボレーがゲームを決めました。このアシストもガスコインでした。そして、このアシストはフリーキックでしたが、このフリーキックを取ったファールもガスコインが誘ったものではなかったかと私は思っています。それは、ファールを取った後のガスコインの相手プレーヤーに対する仕草から推し測ることができます。間違いなくこのセットプレーは練習を重ねたものです。ゴールからは少し離れた位置からの直接フリーキックで、フワリとゴール前に浮かせたガスコインの絶妙なフリーキックは芸術的でした。練習を重ねなければ、思いつきであそこへあのようには蹴れません。プラットは、後日インタビューで「あのゴールを決めたとき、これでイタリアへ移籍できると思った」と言っています。

 準決勝は、この大会の優勝国の西ドイツでした。サッカーに「判定」による勝ち負けがあったとしたなら、間違いなくこの試合に勝ったのはイングランドだったでしょう。延長戦が終わっても勝負はつかず、PK戦になります。このPK戦では、スチュアート・ピアースが真ん中に蹴り込んだところ、キーパーはピアースが蹴るなりダイブして、カメルーン戦におけるリネカーの2回目のPK同様に、ゴールが決まるはずでした。しかし、西ドイツにとっては運よく、イングランドにとっては運悪く、ダイブしたキーパーの脚にボールが当たり、普通だったらそれでもゴールするところ、ボールはゴールの外へ弾かれました。それに対して西ドイツは全員がPKを決めてきました。イングランドのキーパー、ピーター・シルトンは、いずれもボールの飛んだ方向にダイブしていますが及びません。こうしてイングランドが不利になった状態で最後のキッカーはクリス・ワドルでした。私が最も好きな選手です。彼がPKを外し、イングランドは西ドイツに敗れるわけです。ピアースは、ユーロ96の準々決勝のスペイン戦のPK戦で、この時の雪辱を晴らしますが、ワドルには二度とチャンスはありませんでした。

 私の手元にメル・スタインが書いたクリス・ワドルの伝記「CHRIS WADDLE The Authorised Biography」(Simon & schuster)があります。その序文でワドルは次のようにこのPK戦を回想しています。
I think the real problem was that I hit it too well. I made proper contact, but if I'd mis-hit it, I felt it might have gone in.
 私も彼の言うとおりだと思います。
 
 89年、ワドルがトットナム・ホットスパーからフランスのマルセイユに移籍した当時、マラドーナルート・フリットに次ぐ世界三番目の移籍金が生じました。それくらい偉大な選手でしたが、そのキャリアは華々しいものではありませんでした。プロになる前には、コベントリーサンダーランド、そしてニューカッスルに「背が低い」という理由で入団を断られます。その結果、ソーセージ工場で働きながら、パートタイムでノンリーグでプレイを続けました。その後、ニューカッスルに安い契約で拾われたのは、遅咲きといえる20歳のときでした。

 私がワドルを好きな理由は、彼が才能はありながら、長年冷や飯を喰ってきた苦労人だからかもしれません。イングランドでも彼は「労働者階級の英雄」と言われています。マラドーナとフリットは日本でも知らない人はいないのに、ワドルの日本での知名度は低すぎます。

 世界最高のディフェンダーといわれたACミランのパウロ・マルディーニは、引退のインタビューの中で、「対戦したくない選手は誰か」という問いに対して、ワドルの名を挙げたと聞いています。

 チャンピオンズカップ 1990-91の準々決勝では、ミラン対マルセイユのカードがありました。その日の試合でもミランのディフェンスラインは、芸術的なフラット4でした。そのディフェンスラインの一翼を担う当時22~23歳のマルディーニはワドルに翻弄され、ハイボールに競ったときには、後ろからワドルの後頭部に頭突きを喰らわせ失神させます。しかし、その後、左サイドからのクロスを中央にいたパパンがヘディングで右サイドのワドルにフワリと上げたパスで繋ぎました。ワドルはそのパスを右足のボレーでゴールに叩き込みます。左サイドのクロスからこのボレーに至るまで、ボールは一度も地についていません。まさに「神がかり」なボレーシュートでした。その時ワドルをマークしていたのもマルディーニでした。

 なお、私はこの右ボレーを見ても、またWikipediaのクリス・ワドルの紹介に彼の「利き足」が「右足」とされていても、彼の利き足は私と同じ「左足」だと思います。

(参考)
Youtube「Chris WADDLE but contre MILAN AC」(ワドルの右ボレー)
Youtube「Chris Waddle」(ワドルのマルセイユ時代のプレー集)
サッカーは世界の言葉
 土曜日は、娘の高校へダンスを観に行きました。小中学校の参観日なども含め、私が子供の学校へ行くのは珍しいことです。
 私はダンスが好きで、娘にもダンス部を勧めました。

 イングランド人の妻と一緒に出かけましたが、高校ではトリニダード・トバゴ共和国から来ているカップルと知り合いました。

 その時の会話の中で、私は彼らの出身国について次のように尋ねられました。
 当然、YesかNoで答えるべき疑問文です。

 それに対する私の答えは、
 でした。

 カップルの男性のほうは、大笑いして親指を立てながら「YES!!」と反応してくれました。
 しかし、女性のかたはまったく反応してくれませんでした。

 英国系の人たちとのお付き合いでは、ユーモアのセンスやウィットが非常に大事です。私の妻は純粋な英国人ですが、私は、英国系の女性とは機転の利く会話はできません。

ドワイト・ヨーク(Dwight Yorke)
トリニダード・トバゴ、カナーン出身の元サッカー選手、元同国代表。現役時代はイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドの三冠獲得に貢献したフォワード。
1999年4月チャンピオンズリーグの準決勝、ユベントスとの第2戦で、ヘディングで同点弾を叩き出す。また同じ試合の84分、敵ゴール前でボールをキープしたドワイトは、相手ディフェンス2人を相手に果敢にドリブルで中央突破を試みた。それが、アンディーコールの決勝ゴールにつながった。
カリブの島国トリニダード・トバゴの国家的英雄。
特別職とチェック・オフ
(市長や副市長、教育長の給与・議員報酬とチェックオフについて)

全額払いの原則:労働基準法第24条第1項、地方公務員法第25条第2条

・市長、副市長や議員といった特別職には、地方公務員法は適用されない(地方公務員法第4条)
・教育長の給与の支給手続などについては、一般的には条例で、職員の例によることとされている(教育長給与条例等)
・市長などは、労働基準法にいう労働者ではない(労基法第9条、第10条)

地方公務員法
(この法律の適用を受ける地方公務員)
第4条 この法律の規定は、一般職に属するすべての地方公務員(以下「職員」という。)に適用する。
2 この法律の規定は、法律に特別の定がある場合を除く外、特別職に属する地方公務員には適用しない。

労働基準法
(定義)
第9条 この法律で「労働者」とは、職業の種類を問わず、事業又は事務所(以下「事業」という。)に使用される者で、賃金を支払われる者をいう。
第10条 この法律で使用者とは、事業主又は事業の経営担当者その他その事業の労働者に関する事項について、事業主のために行為をするすべての者をいう。
第11条 この法律で賃金とは、賃金、給料、手当、賞与その他名称の如何を問わず、労働の対償として使用者が労働者に支払うすべてのものをいう。

(参考)
総務省「チェック・オフに関する緊急自己点検の結果
労働基準法の適用労働者
北海道町村会・ほーむ支援室「チェックオフ(天引き)条例について
ある地方公務員の隠れ家「一部事務組合の労働基準監督機関は誰か
プロフィール

きんた

Author:きんた
Yahooブログ「ある地方公務員の隠れ家」(since 2007/2/24)から移転しました。

【自己紹介】
・1964年 静岡県浜松市生まれ

【趣旨】
まちづくりと公共政策について考えます。
本ブログは私的なものであり、私の所属する組織の見解を反映するものではありません。

【論文等】
政策空間 2007年10月
複線型人事は新たなモチベーション創出への挑戦
政策空間 2009年2月
資源ベース理論による自治体人事戦略の構築

【連絡先】
下のメールフォームからお願いします。

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