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民間解放・市場化テスト
戸籍届など民間解放・市場化テスト、24業務を追加
nikkei.net 2008.2.19
 政府は市町村での窓口業務のうち、住民異動届の受け付けや戸籍の届け出など24種類を民間に開放する方針を決め、市町村に通知した。

 新たに民間に委託できるようになるのは、住民異動届と児童手当の各種申請書・請求書、国民健康保険関係の届け出の受け付けや、被保険者証の交付など24業務。

 日本では官への信頼がないと思う反面、逆に官でなければならないと主張する人もいます。

 保育園経営や学校給食など、民営化を進める流れがある中で、こうした事業の民営化に反対し、官直営を望む声もあります。

 行革の中での民営化の話になると、私はいつも日本と欧米の民主主義の歴史の違いを想起します。

 少なくとも私がイギリスで接する機会のある労働者階級の庶民は、官をそれほど信頼していないというか、官に対して期待していない印象を受けます。

 庶民層による革命のなかった日本の歴史の中で、日本人には、「官」に対して欧米民主主義国のそれとは異なる心理があるのではないだろうか、というのが、私の長年の仮説です。

 民の力で民主主義を勝ち取った欧米の「官」に対するスタンスと日本人のそれとの違いは、この歴史の過程で生じたものではないでしょうか。

 心理面でこうした実態があるのか、また、あるとしてもそれを論証するのは、非常に困難なことでありますが、この社会の実像が、こうした思想背景の具現であろうと思います。
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プロフィール

きんた

Author:きんた
Yahooブログ「ある地方公務員の隠れ家」(since 2007/2/24)から移転しました。

【自己紹介】
・1964年 静岡県浜松市生まれ

【趣旨】
まちづくりと公共政策について考えます。
本ブログは私的なものであり、私の所属する組織の見解を反映するものではありません。

【論文等】
政策空間 2007年10月
複線型人事は新たなモチベーション創出への挑戦
政策空間 2009年2月
資源ベース理論による自治体人事戦略の構築

【連絡先】
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