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3500万円で麻酔科医を募集
3500万円で麻酔科医を募集 市立泉佐野病院
iza.ne.jp 2008.2.20
 大阪府泉佐野市立泉佐野病院が、公立病院では異例の高額となる最高3500万円の年間報酬を条件に麻酔科医3人を募集していることが20日、分かった。

 病院は「救急対応を含む手術には麻酔科医は不可欠。拠点病院としての機能を維持したい」と説明している。

 病院によると、年間報酬は勤務日数に応じて2500万~3500万円。経営トップで特別職の病院事業管理者の2倍以上となる。病院の常勤医師は平均1350万円程度という。

 泉佐野市立泉佐野病院の給与関係の例規は見た事がないので、どのような方法により、これだけの報酬を支払うのか興味のあるところです。

 管理者も医師だとすれば、建前上、一般の医師の給料月額が管理者のそれを超えるわけにはいかないでしょうから、医師手当などの特殊勤務手当で、麻酔科の医師については、他科医師とは違う算定を行うのでしょうか。

 全部適用になったことにより、管理者の責においてある程度の経営の自由を得たわけですから、目指す経営目標の達成のため、麻酔医の確保が必要と判断するのであれば、このような形の給与面でインセンティブを与えるのも一法でしょう。

 人材確保策としては、これとは趣旨に違いがあるものの、東北大学では優秀な教授の月給を最高20万円上乗せする制度を創設するそうです。

 これも国立大学のままではできなかったことで、法人化したからこそできることです。

東北大、「抜群教授」に特別手当 最高月20万円
asahi.com 2008年02月14日
 東北大学が新年度から、優れた業績をあげた現役教授を「抜群教授」に選び、月給を最高20万円上乗せする。国立大では初めての制度といい、学外から優秀な「頭脳」を獲得するとともにその流出を防ぎ、世界最高水準の大学を目指す。

 正式な称号は「ディスティングイッシュトプロフェッサー」。
 初年度は学内の約800人の教授から3%にあたる25人を選び、月額10万円を基本に最高20万円の特別手当を支給する。東北大教授の年間の平均給与は1101万円(06年度)なので約1割(最高で約2割)の上乗せになる。任期は3年で再任も可能。

 東北大学の試みについては、近いうちに浜松市学生寮時代の先輩である廣瀬明さんに、所見を訊いて見たい思います。
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きんた

Author:きんた
Yahooブログ「ある地方公務員の隠れ家」(since 2007/2/24)から移転しました。

【自己紹介】
・1964年 静岡県浜松市生まれ

【趣旨】
まちづくりと公共政策について考えます。
本ブログは私的なものであり、私の所属する組織の見解を反映するものではありません。

【論文等】
政策空間 2007年10月
複線型人事は新たなモチベーション創出への挑戦
政策空間 2009年2月
資源ベース理論による自治体人事戦略の構築

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