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59歳以下なら誰でも
「59歳以下なら誰でも」 山口・周南市が新採用枠
asahi.com 2008年7月31日
 山口県周南市は来年度の職員採用で、学歴をいっさい問わず、年齢も59歳以下ならだれでも受験できる採用枠を設けた。名づけて「UIJターン・再チャレンジ」型採用試験。昨年度、一般の採用より年齢・学歴の条件を緩めたところ受験者が殺到したのに気をよくして、今回は条件をほとんど取り払った。

 基礎自治体の守備範囲は非常に広いものの、事務の性格は定型業務の遂行といったルーチンがそのほとんどを占めています。決められたことを、決められた通りに行うことが非常に重要な業務です。

 このような業務が主な業務である組織においては、同質的な人間で組織を構成するほうが好ましく、多様な人材は必要ないかもしれません。

 しかし、自治体が自らやるべきことを選択し、そのやり方を決め、その責を負う立場にある自治事務については、定型業務の遂行能力だけでは住民の福祉は向上しません。

 そこで、多様な人材を積極的に獲得するため、採用施策として採用条件を緩和することが考えられます。

 技術的には、選考をどのように行うかという課題もあるでしょうが、それより大きな課題は、こうした試験を実施する組織が、この試験をパスして入庁してきた人たちに対して、その年齢や職種に応じたキャリア・パスが提供できるか、という点です。周南市では、今回、事務、化学技術(水質検査)、 建築技術、管理栄養士、保育士・幼稚園教諭を募集しているようです。

 終身雇用制の社会で、組織は従業員のキャリア形成に対して非常に大きな責任があります。
(記事続き)
 その名が示す通り有能な人材を市外から求める狙いがあるが、市内在住者ももちろん応募できる。昨年、高卒以上の22~35歳で募集したところ、3人の採用枠に267人が受験。市は7人を採用したが、文化財の研究家や元サッカー選手など多彩な顔ぶれがそろったという。

 市は今回、「高卒」の条件も撤廃し、年齢も来年4月で「59歳以下」に改めた。人数や職種も増やし、最大9人を採用する。来年度の採用予定の総数は25人で、その3分の1をこの枠でまかなう。

 市人事課は「人物、能力本位の採用ということ」と説明。応募がさらに増えることも期待している。申し込みは8月15日まで。


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プロフィール

きんた

Author:きんた
Yahooブログ「ある地方公務員の隠れ家」(since 2007/2/24)から移転しました。

【自己紹介】
・1964年 静岡県浜松市生まれ

【趣旨】
まちづくりと公共政策について考えます。
本ブログは私的なものであり、私の所属する組織の見解を反映するものではありません。

【論文等】
政策空間 2007年10月
複線型人事は新たなモチベーション創出への挑戦
政策空間 2009年2月
資源ベース理論による自治体人事戦略の構築

【連絡先】
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