官学協働のまちづくり
2008-08-03(Sun)

写真は「Wikipedia」から「Barnard Castle」
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早大院生 唐津で講座4日間 街づくりなど研究
2008/07/31 西日本新聞朝刊
早稲田大大学院公共経営研究科の院生が行政現場の実態を学ぶ夏季集中講義「大隈地域創成講座」の唐津市政研究が30日、同市内で始まった。
公共政策大学院の現場研修の対象としてもらうことは、自治体にとっても有益ではないでしょうか。事前事後の準備やフィールドワークに職員も参加することにより、職員自身にとっても勉強になります。
早稲田大学の創設者である大隈重信が佐賀市出身という縁で、唐津市と同大学は平成18年12月19日、自治体経営やまちづくり、人材育成などの分野で協働連携を進めるため「協働連携に関する基本協定」に調印しています。また、同市は同大学に職員を派遣しています。
早稲田大学は三次市、本庄市ともこうした協定を締結しています。また、同大学の「大隈地域創成講座」は平成17年から佐賀県でも開催されています。
最高学府と基礎自治体とのこうした協定には他にも「明治学院大学と小諸市との協働連携に関する基本協定」などがあります。
職員の人材育成とまちづくりが戦略的に取り組まれている良い例です。
(記事続き)
同研究科は毎年、県内で集中講義を実施しているが、昨秋、同市と連携協定を結んだのを機に唐津での日程を拡大。今年は、院生25人が4日間、同市の街づくりや観光振興を研究する。初日は市役所で座学があり、片岡寛光同大名誉教授が「早稲田をつくった人々‐大隈重信とその時代」のテーマで講義した。
院生の1人で女優の秋吉久美子さんは「唐津は商店街に風情があり、南欧の小さな町みたい。バリアフリーなど住民が癒やされる街づくりは、観光客の癒やしにも通じると思うので、そんな視点でJR唐津駅から唐津城までのルートを検証します」と話していた。
同研究科は毎年、県内で集中講義を実施しているが、昨秋、同市と連携協定を結んだのを機に唐津での日程を拡大。今年は、院生25人が4日間、同市の街づくりや観光振興を研究する。初日は市役所で座学があり、片岡寛光同大名誉教授が「早稲田をつくった人々‐大隈重信とその時代」のテーマで講義した。
院生の1人で女優の秋吉久美子さんは「唐津は商店街に風情があり、南欧の小さな町みたい。バリアフリーなど住民が癒やされる街づくりは、観光客の癒やしにも通じると思うので、そんな視点でJR唐津駅から唐津城までのルートを検証します」と話していた。
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