研修と大学院教育
2008-08-11(Mon)
大学院生の20・4%は社会人 信大は横ばい28・9%
信濃毎日新聞 2008/8/10
少子化により大学経営は行き詰まります。社会人や高齢者の学びは、大学にとって貴重な需要であり、これらの年齢層をターゲットにしたビジネスモデルを積極的に供給していく必要があります。
企業側も労働者が大学院等へ通うための支援策を講じるなどの環境整備が必要です。
これまで研修は、組織が用意した階層別のものなどを中心に、職員はそれを受動的に受けるものでしたが、これからの研修は、職員の側から積極的に手を挙げ、職員自らが選択して受けるものになっていくでしょう。
信濃毎日新聞 2008/8/10
大学院に通う学生数26万2700人のうち、社会人は前年度より2600人増え5万3700人と全体の20・4%を占めたことが、文部科学省の2008年度学校基本調査で分かった。信大(本部・松本市)は前年度より0・2ポイント下がったものの、28・9%だった。
社会人は2000年度から8年連続で増え、03年度の約3万5400人から5年間で約1・5倍となった。同省は「知識や技術を仕事に生かしたいというニーズが高まり、大学院側も社会人向けの入試やプログラムを増やしていることが要因」とみている。
社会人は2000年度から8年連続で増え、03年度の約3万5400人から5年間で約1・5倍となった。同省は「知識や技術を仕事に生かしたいというニーズが高まり、大学院側も社会人向けの入試やプログラムを増やしていることが要因」とみている。
少子化により大学経営は行き詰まります。社会人や高齢者の学びは、大学にとって貴重な需要であり、これらの年齢層をターゲットにしたビジネスモデルを積極的に供給していく必要があります。
企業側も労働者が大学院等へ通うための支援策を講じるなどの環境整備が必要です。
これまで研修は、組織が用意した階層別のものなどを中心に、職員はそれを受動的に受けるものでしたが、これからの研修は、職員の側から積極的に手を挙げ、職員自らが選択して受けるものになっていくでしょう。
(記事続き)
定年退職者や主婦らを含む社会人の院生の内訳は修士課程が2万人、博士課程が2万4600人。専門職大学院は9100人で、うち法科大学院が半数近い4400人。
信大の大学院学生数は5月1日現在、2227人。うち社会人は643人で昨年度より25人少なく、内訳は修士・博士前期課程が309人、博士・博士後期課程が300人。専門職大学院(法科大学院のみ)は34人だった。
信大学務課によると、社会人学生は増加傾向。社会人を対象にした「経済・社会政策科学研究科」は週末などに授業をしているほか、工学系研究科情報工学専攻は、インターネットを利用した「イー・ラーニング」システムで自宅でも学べるようにしている。
定年退職者や主婦らを含む社会人の院生の内訳は修士課程が2万人、博士課程が2万4600人。専門職大学院は9100人で、うち法科大学院が半数近い4400人。
信大の大学院学生数は5月1日現在、2227人。うち社会人は643人で昨年度より25人少なく、内訳は修士・博士前期課程が309人、博士・博士後期課程が300人。専門職大学院(法科大学院のみ)は34人だった。
信大学務課によると、社会人学生は増加傾向。社会人を対象にした「経済・社会政策科学研究科」は週末などに授業をしているほか、工学系研究科情報工学専攻は、インターネットを利用した「イー・ラーニング」システムで自宅でも学べるようにしている。
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