県議費用弁償 見直し十分か
2008-02-24(Sun)
県議費用弁償 見直し十分か(秋田県)
2008年2月23日 読売新聞
毎日の通勤ではなく、一時期について、県のように広域から通勤することとなる場合、その形態や距離等の実態に応じて費用弁償を行う制度を構築するのは、意外と困難なものかもしれません。
職業公務員のように出張が頻繁にあるような場合、実費弁償が原則である旅費においても一定の定額制が認められることにも合理性があります。
同記事には、全国市民オンブズマン連絡会議の新海聡事務局長の言葉として、「日当は戦後の食糧難時代の配給制度で配給キップが使えない場合に日当の形で弁当代を支給したもの」である、とあります。
日当については、その歴史的背景のほか、民間企業の旅費における支給実態を調べる必要があるでしょう。
2008年2月23日 読売新聞
県議が議会に出席する度に支給される交通費などの費用弁償。
見直しを協議してきた県議会は改革案を決め、改正条例案が2月議会に上程された。
改革案では、宿泊の有無にかかわらず支給されてきた宿泊費を宿泊した場合に限ると改めた。
しかし、交通費の実費支給は見送られ、「支給する理由がない」と指摘される日当については議論もされないまま残され、改革を尽くしたとは言い難い内容になっている。(早川悦朗)
見直しを協議してきた県議会は改革案を決め、改正条例案が2月議会に上程された。
改革案では、宿泊の有無にかかわらず支給されてきた宿泊費を宿泊した場合に限ると改めた。
しかし、交通費の実費支給は見送られ、「支給する理由がない」と指摘される日当については議論もされないまま残され、改革を尽くしたとは言い難い内容になっている。(早川悦朗)
毎日の通勤ではなく、一時期について、県のように広域から通勤することとなる場合、その形態や距離等の実態に応じて費用弁償を行う制度を構築するのは、意外と困難なものかもしれません。
職業公務員のように出張が頻繁にあるような場合、実費弁償が原則である旅費においても一定の定額制が認められることにも合理性があります。
同記事には、全国市民オンブズマン連絡会議の新海聡事務局長の言葉として、「日当は戦後の食糧難時代の配給制度で配給キップが使えない場合に日当の形で弁当代を支給したもの」である、とあります。
日当については、その歴史的背景のほか、民間企業の旅費における支給実態を調べる必要があるでしょう。
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