残業代割増率引き上げ
2008-11-13(Thu)
残業代割増率引き上げ、自公案と同じに 民主の部門会議
朝日新聞 2008/11/11
朝日新聞 2008/11/11
民主党の厚生労働部門会議は11日、現在は一律25%となっている時間外労働に対する賃金の割増率について、月60時間を超える部分を50%に引き上げる方針を了承した。自民、公明両党も同様の内容で労働基準法の改正を目指す方針のため、与野党間の協議で修正を加えて法改正の実現を目指す。ただ、会期との関係で成立まで至るかは不透明だ。
労働基準法については、月80時間を超える部分の50%への引き上げを柱とする改正案が国会で継続審議になっている。だが、80時間という基準は厚生労働省が過労死を認定する「過労死ライン」と同じため、与野党から引き下げを求める声が続出。自公両党は9月、50%の割り増し対象を月60時間超に引き下げることで合意していた。
一方、民主党はこれまで、残業については最初の1時間から割増率を50%に引き上げるよう求めていた。しかし、景気や雇用情勢が急速に悪化する中で、対立を続けるより早期の成立を図るべきだとして方針を転換した。
労働基準法については、月80時間を超える部分の50%への引き上げを柱とする改正案が国会で継続審議になっている。だが、80時間という基準は厚生労働省が過労死を認定する「過労死ライン」と同じため、与野党から引き下げを求める声が続出。自公両党は9月、50%の割り増し対象を月60時間超に引き下げることで合意していた。
一方、民主党はこれまで、残業については最初の1時間から割増率を50%に引き上げるよう求めていた。しかし、景気や雇用情勢が急速に悪化する中で、対立を続けるより早期の成立を図るべきだとして方針を転換した。
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