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政府、休暇消化を奨励
オーストラリア政府、労働者に休暇消化を奨励
ロイター 2008年 12月 5日 15:40 JST
 景気後退(リセッション)入りを回避したいオーストラリア政府は4日、国内経済を刺激することを目的に、労働者に休暇を取るよう訴えた。

 同国の1100万人の労働者は、合計で約1億2100万日の有給休暇の取得権利を保有しているが、世界的な景気後退で打撃を受けている観光産業を支援するため、それを消化するよう呼び掛けている。

 ファーガソン観光相は、休暇取得の促進キャンペーンを開始するため、来週にも主要企業との会合を持つ予定。

 同相は「(休暇取得は)企業にも従業員にも、そして世界的金融危機によって大変な時期に直面している観光業にとっても恐らく良いことだ」と述べた。

 数年前、人事の関係者と年休の取得促進策について提案し議論したとき、「人事課は、職員には仕事を休むな、と指導すべきであり、年休取得を促進する立場にはない」と言ったかたがいらっしゃいました。これは明らかな時代錯誤です。内閣府や厚生労働省の政策に対して無知であるだけでなく、社会の流れさえ捉えていません。
 年休を取って家にいても、やることがない、と言う人がいます。それがまさしくワークライフバランスが欠如した労働者の典型ではないでしょうか。そういう人には、まずは休んでもらい、仕事のことは忘れて家でじっくり何をすべきか考えるところから始めてもらえば良いでしょう。組織であれ、個人であれ、これまでの習慣を変えていくことには困難が伴うものです。
 また、「休めない」と言っているばかりではなく、我々も本当に「働き方」を変えなければ、休めない状況でも休むことを強要されることになるかもしれません。そのような事態になったら本末転倒ですが、あながちありえないことでもないかもしれません。
 管理職が異動で替わったりすると、その職場の雰囲気や仕事の仕方などが変わるものです。年休を取得し易い環境を作ったり、職場習慣を変えたりするのは権限を持ったリーダーである管理職の役割です。
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プロフィール

きんた

Author:きんた
Yahooブログ「ある地方公務員の隠れ家」(since 2007/2/24)から移転しました。

【自己紹介】
・1964年 静岡県浜松市生まれ

【趣旨】
まちづくりと公共政策について考えます。
本ブログは私的なものであり、私の所属する組織の見解を反映するものではありません。

【論文等】
政策空間 2007年10月
複線型人事は新たなモチベーション創出への挑戦
政策空間 2009年2月
資源ベース理論による自治体人事戦略の構築

【連絡先】
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