臨時会という選択肢
2009-04-08(Wed)

写真は「Plumerian cafe -365photo-」から
「夏のウェディングコース」 by nanami
1年前のウェスト78。ちなみに今は94 by 曽野田欣也
昨日のエントリー「夏季賞与10%以上の減か」をkei-zu様が取り上げてくださいました。また、その内容に関してご指摘を頂きました。ご指摘のとおり6月議会では間に合わないということになると、5月中に臨時会を開くという選択肢が考えられます。
思い起こせば、私が人事担当課へ異動になった平成15年の人事院勧告では、月例給の改定は、4月には遡及させないこととする一方で、4月から当該改定の実施の日の前日までの期間に係る官民較差相当分を12月期の期末手当で制度的に調整するよう所要の措置を行うこととされました。
結局、当時どうしたかと言うと、本市は12月議会であったところ、11月28日に臨時会を開くこととしました。記憶では12月1日の賞与基準日に給与改正条例が議決されていれば良いという見解もありましたが、基準日前に臨時会を開催して議決を得るという措置を取ったわけです。
4月3日付けの毎日新聞の記事によると、「同改正法案は、与野党による議員立法が有力だ」(石川貴教)そうです。それで人事院も目の色を変えて緊急調査をすることにしたのでしょう。国会では人事院勧告が出されなかったとしても10%程度のマイナス法案を出す動きがあるということです。
(参考)
夏のボーナス:6.5%減の見通し 落ち込み、過去2番目--みずほ証券発表
毎日.jp 2009/04/02
この夏の民間企業のボーナスは3年連続で前年を下回り、落ち込み幅は6・5%との見通しをみずほ証券が2日発表した。過去最悪だった02年夏(前年比7・1%減)以来の大幅な落ち込みとなる。平均支給額は37万9000円で、景気低迷の長期化が、サラリーマンの懐を直撃し、個人消費の景気の下支え効果には期待ができないという。厚生労働省の統計から推計した。対象は従業員5人以上の企業。ボーナス支給対象者は前年同期比0・4%減の3733万人で5年ぶりに減少した。支給総額は同6・9%減の約14兆2000万円となる見込みだ。
みずほ証券は「企業の急激な業績悪化で、雇用、所得の削減は一段と本格化している。現在は、生活水準を維持するために消費者は支出を維持する傾向にあるが、ボーナスが大幅に落ち込めば、消費も息切れ感が出てくる」と分析している。
【永井大介】
みずほ証券は「企業の急激な業績悪化で、雇用、所得の削減は一段と本格化している。現在は、生活水準を維持するために消費者は支出を維持する傾向にあるが、ボーナスが大幅に落ち込めば、消費も息切れ感が出てくる」と分析している。
【永井大介】
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