静岡県警が“職人”リクルーター導入
2009-04-09(Thu)

写真は「日英行政官日記(旧 英国日記帳)」から
「上野公園の桜」 by Hideki Takada, ex HMT
静岡県警が“職人”リクルーター導入
MSN 産経ニュース 2009.4.8 02:36
優秀な人材を獲得するため、静岡県警は7日、出身校や人脈を通じた採用活動に取り組む「リクルーター」に警察官66人を任命した。今春からは若手警察官に加え、学生に警察業務の“イロハ”を分かりやすく伝える「匠(たくみ)リクルーター」として勤務歴10年以上の中堅警察官6人を起用した。
今春の県警採用試験の応募者数は416人(6日現在)で、昨年同期比で約20%減となっている。担当者は「“職人”としての警察官の格好良さで応募者を増やしたい」と話している。
今春の県警採用試験の応募者数は416人(6日現在)で、昨年同期比で約20%減となっている。担当者は「“職人”としての警察官の格好良さで応募者を増やしたい」と話している。
人事戦略の基本は、採用と育成です。
ここ数年の不景気が見込まれるときに、新卒者の関心が公務に向き、公務員を志望する学生が増えることは容易に想像できます。
こちらが構えていても多くの人が採用試験に応募してくれれば、それはそれで良いのですが、志の高い人材を獲得するためには、採用側も受身の姿勢ではいけないと思います。外へ出て、積極的に公務のおもしろさや魅力、そして、キャリアの展望を伝えていくことが大事でしょう。
市がどのような人事戦略に基づき、どのような人事制度を運用しているか、ということをPRするのも、新卒者の関心を公務に惹きつけるための有用な手段ではないでしょうか。
また、リクルーティングには関係なく、公務の魅力を人に語り伝えることは、我々一人ひとりの職員として大事な役割であろうと思います。
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