議員と職員に厳しい風 篠山市
2008-03-06(Thu)

メインストリートでのイベント
議員と職員に厳しい風 篠山市
2008/3/6 神戸新聞
市が「倒産」しないために市民が最も優先するべきと考える改革は、(中略)九つの選択肢から三つの優先すべき改革を尋ねた質問では、
市議会と市職員の人件費削減を挙げた人が約65%。
次に公共施設の統廃合、補助金の見直しなどが続いた。
また、支所と小学校の統廃合については、いずれも約六割が「優先して行う」「やむを得ない」を選んだが、周辺地域ほど「すべきではない」という回答が目立った。
人事当局の苦労を無視すれば、人件費削減が最も容易な方法でしょう。市議会と市職員の人件費削減を挙げた人が約65%。
次に公共施設の統廃合、補助金の見直しなどが続いた。
また、支所と小学校の統廃合については、いずれも約六割が「優先して行う」「やむを得ない」を選んだが、周辺地域ほど「すべきではない」という回答が目立った。
人件費の削減により求められるサービスが、求められる水準で提供できれば良いでしょうが、景気が良くならなければ、それも一時的なものです。
いつかは、それ以外の手段を選ばざるを得ないときが来ます。
サービスの削減は、なかなか行政サイドからは提言できないところです。
一つのサービスについて、そのコストを計測し費用対効果が測れたとしても、合理性だけでは、行政サービスはカットできないからこそ、政策決定は政治的過程で行われるのでしょう。
人件費削減は、二つの問題を含みます。
一つは、公務員の労働基本権であり、もう一つは、公共財の再定義という目の前の課題の先送りです。
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