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労使交渉3段階で 人勧制度廃止前提に
国家公務員、労使交渉3段階で 政府検討委、人勧制度廃止前提に
nikkei.net 2009/10/15
 国家公務員への労働基本権の付与について検討している政府の「労使関係制度検討委員会ワーキンググループ」がまとめた論点整理のメモが15日、明らかになった。人事院が公務員の給与改定を勧告する現行制度の廃止を前提に、「中央」「各府省」「地方」の3段階で労使交渉を実施することなどが柱。委員会はこのメモをもとに引き続き議論を進め、年内に報告書をまとめる方針だ。

 ワーキンググループは16日、新政権下で初めて開かれる同検討委員会にメモを提出する。委員会は前政権で設けられた組織だが、民主党はマニフェスト(政権公約)に労働基本権の付与を盛り込んでおり、それに伴う人事院勧告制度の廃止論議も進む可能性がある。

 論点整理のメモは、ワーキンググループ内の意見として「人事院勧告制度から転換する」と明記。給与や勤務時間などの労使交渉については、官房長官などを窓口に想定した「中央人事行政機関」、各府省の閣僚、地方出先機関のトップの3段階で労働組合と交渉する仕組みを提案している。 (11:50)

公務員の労使交渉、賛成6割=サービス低下は懸念-内閣府調査
時事ドットコム 2009/10/15
  内閣府が15日発表した「国家公務員制度改革に関する特別世論調査」によると、国家公務員の給与を決める際、民間と同様に労使交渉を導入することに対して、6割の人が賛成と回答した。一方、導入した場合のデメリットとして、「行政サービスが滞る」との懸念を挙げた人が4割に上った。
 政府は国家公務員の人事制度を抜本的に見直す公務員制度改革関連法案について、来年の通常国会提出を目指している。労働協約締結権付与の是非が最大の焦点になるとみられ、これに対する国民意識を把握するのが調査の狙い。
 労使交渉導入の是非については、29.9%が「導入すべきだ」、30.1%が「どちらかといえば導入すべきだ」と回答。これに対し、「導入すべきでない」と答えた人は、「どちらかといえば」を合わせても16.0%にとどまった。 
 導入によって心配されること(複数回答)を尋ねたところ、「交渉が難航・長期化し、行政サービスが滞る」が40.0%でトップ。以下、「交渉にかかわる人や時間が増加し、コストが増大する」(33.4%)、「職員の関心が自らの勤務条件に向けられ、仕事に対する熱意・意欲が低下する」(28.5%)が続いた。
 逆に、期待できること(複数回答)は「コスト意識が高まり、業務改善につながる」、「労使双方の責任が明確になり、説明責任を果たすことができる」がそれぞれ34.3%で、最も多かった。
 調査は8月27日から9月6日にかけ、全国の成人男女3000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は64.5%だった。
(2009/10/15-20:25)


(参考)
国家公務員制度改革推進本部 労使関係制度検討委員会 ワーキング・グループ
岡山県新見市長「制度骨格に関する論点について」に関する意見(PDF)
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プロフィール

きんた

Author:きんた
Yahooブログ「ある地方公務員の隠れ家」(since 2007/2/24)から移転しました。

【自己紹介】
・1964年 静岡県浜松市生まれ

【趣旨】
まちづくりと公共政策について考えます。
本ブログは私的なものであり、私の所属する組織の見解を反映するものではありません。

【論文等】
政策空間 2007年10月
複線型人事は新たなモチベーション創出への挑戦
政策空間 2009年2月
資源ベース理論による自治体人事戦略の構築

【連絡先】
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