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人勧より職員の汗
人勧より職員の汗…東川町ボーナス満額支給へ
2009/11/13 読売新聞
 北海道東川町は、冬の期末・勤勉手当(ボーナス)を減額するよう求めた人事院勧告に準ぜず、町職員に満額を支給することを決めた。自治体職員の給与やボーナスは、国家公務員を対象とした人事院勧告に準じて判断されるのが通例だが、松岡市郎町長は「職員の日頃の努力に形あるもので報いたい」と異例の判断に踏み切った。(中略)

 東川町は、夏のボーナスは人勧どおりに0・2か月分を減額した。しかし、行政改革で大幅な職員削減に取り組みながら、7月に全国的な高校生の写真コンテスト「写真甲子園」を成功させるなど、職員の努力で独自の取り組みをこなしていることを踏まえ、冬のボーナスは減額しないことにした。ボーナス支給時に調整される4~12月の月給も減額せず、減額が見送られた金額は職員約100人分で計約600万円になる。

 同町は、こうした措置を年内限りとし、来年1月からは人勧どおりの減額を行うことにしている。

 町側が、議会でどのような説明をするのか非常に興味があります。
 勤勉手当の成績率に反映するという方法もあったと思いますし、それが制度が本来予定しているやり方ではないかと考えます。「写真甲子園の成功」などが理由の一つのようです。評価に値するその他の事業もあったのかもしれませんが、町長自身の言葉として「職員の日頃の努力に形あるもので報いたい」というのが紹介されています。
 職員の日頃の働きぶりに対する町民と首長の信頼なくして提案できないことです。住民に最も近い行政である基礎自治体の中でも、比較的小規模な団体の魅力の一つだと思います。
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きんた

Author:きんた
Yahooブログ「ある地方公務員の隠れ家」(since 2007/2/24)から移転しました。

【自己紹介】
・1964年 静岡県浜松市生まれ

【趣旨】
まちづくりと公共政策について考えます。
本ブログは私的なものであり、私の所属する組織の見解を反映するものではありません。

【論文等】
政策空間 2007年10月
複線型人事は新たなモチベーション創出への挑戦
政策空間 2009年2月
資源ベース理論による自治体人事戦略の構築

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