「イングリッシュ・ウィスキー」100年ぶりの復活
2010-01-01(Fri)

イギリスでウイスキーと言えば、スコットランド産です。私は、ウィスキーは好きではありませんが、飲むのであればスコッチよりもバーボンの方を好みます。この「イングリッシュ・ウィスキー」という会社のものだと、ノフォーク・クリームというリキュールに興味があります。私が大好きなアイルランドのクリーム「Baileys」と飲み比べてみたいものです。日本でも販売されるようですから楽しみです。
スコッチじゃない「イングリッシュ・ウイスキー」、100年ぶり復活
AFPBB News 2009/12/11 18:25 発信地:ラウダム/英国
父のジェームズさんはモルトウイスキー原料のオオムギを作る農家だったが、4年前、収穫したオオムギすべてをスコットランドに「輸出」している事実を、ふと奇妙に感じた。そして、思い切って蒸留所創設に踏み切ったのだ。(略)
計画立案から蒸留開始まで、わずか1年2か月。急ピッチの設立にはわけがあった。イングランド北部に別の蒸留所が設立を準備しているとのうわさがあったのだ。「2番煎じに価値はないからね。窓ガラスもドアもない状態で蒸留を始めたよ」(アンドリューさん)
計画立案から蒸留開始まで、わずか1年2か月。急ピッチの設立にはわけがあった。イングランド北部に別の蒸留所が設立を準備しているとのうわさがあったのだ。「2番煎じに価値はないからね。窓ガラスもドアもない状態で蒸留を始めたよ」(アンドリューさん)
イングランドでの100年ぶりの蒸留は、創業者のちょっとした疑問から始まったようです。日常的なことの中に疑問を抱き、課題や問題を発見することは商売をする上でも重要なようです。また、100年ぶりにイングランドの土地で蒸留所を造るのであれば、これを誰よりも早く一番最初に実現しなければならない、という競争優位の考え方が表れています。昨年の事業仕分けの中で、仕分け人からある事業に対して「なぜ一番でなければいけないのか?」という質問がされてクローズアップされましたが、競争優位の考え方を知る人に、この説明は必要ないでしょう。
スポンサーサイト