
12月27日、次女の部活のため、
浜北文化センターへ行きました。センターの近くには
プレ葉ウォーク浜北がありました。
Wikepediaによると、この店は市街地の中にあることから、周辺の渋滞対策のため二俣街道の浜北駅以南には看板を設置していないそうです。これは
大規模小売店舗立地法に基づく申請の際、
静岡県から要望されたそうです。
行政指導だったのでしょうか。また、
ららぽーと磐田には
TOHOシネマズがありますが、プレ葉にはありません。これは、
浜松市の許可を得ることができなかったそうです。 浜松市がシネコンの建設許可をしなかったのには何か理由があるからでしょうが、どういう政策的な判断があったのか興味のあるところです。浜北地区には既に
サンストリート浜北がありますから、プレ葉にもシネコンがあったら競合してしまうのではないかと思います。新宿でも歌舞伎町から新宿3丁目へ人の流れが変わり、歌舞伎町の映画館が相次いで閉館していると聞いています。
以上のような逸話のあるプレ葉でしたので、興味があってこの機会に回りを歩いてみました。確かに、市街地の中にあるという感じで、店と道一本挟んで民家が並んでいます。いずれにせよ、大型店舗の進出に関して、行政はこれに交通政策、都市政策などの面で関わることが分かります。
プレ葉ウォークの客層のターゲットは何だろうかと思い、中の店の様子を覗いてみました。そこに期せずしてハンバーガーショップの
ウェンディーズをみつけました。ウェンディーズは、大学時代、
原宿店(東京都渋谷区神宮前4-29-4)で初めて「
チリ」を食べて以来、私はこの店の個性的なメニューが好きでした。店には年内で閉店する旨の告知がされており、それを見て淋しく感じました。次女のイベントが終わった後、次女と一緒に昼食を食べにウェンディーズへ行きましたが、長蛇の列ができており、残念ながら最後のチリを食べることなく帰りました。
「ウェンディーズ」は1980年、銀座に1号店をオープンして始まりました。今では牛丼で有名な「
すき家」などを運営する
ゼンショーが経営しています。ゼンショーは2009年12月10日、年内でウェンディーズの事業撤退を発表していました。ゼンショーでは事業の選択と集中により、その強みである「すき家」の方に力を入れ、経営の健全化を狙っているのかもしれません。
ゼンショー、「ウェンディーズ」運営から撤退ITmedia News 2009/12/10 17時41分 更新
ゼンショーは12月10日、ハンバーガーチェーン「ウェンディーズ」の運営から今年いっぱいで撤退することを明らかにした。「事業の選択と集中のため」としている。
シネマの街・歌舞伎町、次々消える映画館2009/12/9 16時03分 読売新聞
昨秋以降の1年で、14館からわずか4館に減少。新宿3丁目にシネマ・コンプレックス(シネコン)が開館し、東京メトロ副都心線も乗り入れたことで、人の流れが歌舞伎町から移ったためと見られる。
スポンサーサイト