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知事が女子職員とバトル
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統計委員会の委員たち




橋下大阪府知事が女子職員とバトル!時間外朝礼で
Yahoo Japan News (ANNテレビ朝日系)
 大阪府の橋下徹知事と若手女性職員がバトルを繰り広げるハプニングがありました。きっかけは、勤務時間外に朝礼をできるかどうかでした。

 橋下徹知事:
「『超過勤務』と言ってきたら、僕はこう言います。『始業時間から終業時間まで一切、たばこ休憩や私語など全部なしにする』」

 女性職員:
「大阪府職員と府民を分断している」、「みんなはサービス残業をして、どうしていいか分からない。みんな悩んで格闘しているなかで、上から、現場のこと知らない知事が、職員はさぼっているとか、朝礼は9時15分で甘いとか…」

 この話題について考える上で、法的な論点は少なくとも以下の3つがあります。
1 当該朝礼が賃金の支給対象である労働時間に該当するかしないか
2 労働時間に該当するとした場合、賃金(残業手当)を支給しない根拠は何か
3 現状サービス残業の実態はあるのかないのか

 橋下氏の「『超過勤務』と言ってきたら、僕はこう言います。『始業時間から終業時間まで一切、たばこ休憩や私語など全部なしにする』」という発言から、同氏が論点1について、それが労働時間に該当するという認識を持っているように思われます。
 しかし、その場合、発言の法的根拠や主張の合理性について問いたいところです。
 同氏の法律事務所では、どのような運用なのでしょうか。

 また、女性職員の主張から、大阪府にサービス残業の実態があるとすれば問題です。

 しかし、「毎日新聞(2008年3月13日)]の記事」によると、女性職員の発言の趣旨は、「現場のことを何も知らない知事が、朝礼が9時15分で甘いとかをテレビの前で言うやり方は、府の労働者と府民をバラバラにしていくと思う」ということで、橋下氏も「そういう議論をぜひ起こしてください。ありがたい意見だ」と答え、朝礼後も記者団に「彼女は立派だと思う」と話したそうです。

 3月13日付けの官庁速報によると、橋下氏は13日、職員の残業手当を見直すよう担当幹部に指示したことを明らかにし、「(手当を)付けなければいけない残業と付けなくてもいい残業が混在していると思う」と述べたそうですから、橋下氏は労務管理上の的確な判断をされ指示を出していますし、これは良い議論のきっかけになるであろうと思います。

 ところで、法的観点を度外視し、朝礼等の職場内コミュニケーションの意義を考えた場合、その日の業務効率を勘案すれば、こうした朝礼等はやらないよりやった方が良い、という以上の意義があると思います。

 また、最近は育児短時間勤務制度が導入されたほか、早出遅出勤務修学部分休業などの制度があり、常勤の職にありながら勤務時間の異なる職員がおり、勤務形態が多様化しています。

 今後、多様化した勤務時間や任用制度の運用に伴い、8時30分から17時15分までの通常の勤務時間以外の職員が含まれる職場における職場内コミュニケーションをどのように取るかについて、改めて検討する必要が出てくるでしょう。


 なお、時間外勤務の管理については、次のような事例もありますから、その適正な運用を常に心がけることが大事です。

救命医宿直7割「違法」 近畿28施設、時間外扱いせず
asahi.com 2008年03月13日10時36分
 近畿2府4県の救命救急センター28施設の7割超が、常勤医師の泊まり勤務について労働基準法の趣旨に反した運用を続けていることが、朝日新聞の調査でわかった。

 同法で定められた時間外労働を超える勤務を課している施設も半数以上あった。医師不足などから、不当な長時間労働を強いられる救急医の姿が浮かび上がった。
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プロフィール

きんた

Author:きんた
Yahooブログ「ある地方公務員の隠れ家」(since 2007/2/24)から移転しました。

【自己紹介】
・1964年 静岡県浜松市生まれ

【趣旨】
まちづくりと公共政策について考えます。
本ブログは私的なものであり、私の所属する組織の見解を反映するものではありません。

【論文等】
政策空間 2007年10月
複線型人事は新たなモチベーション創出への挑戦
政策空間 2009年2月
資源ベース理論による自治体人事戦略の構築

【連絡先】
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