夜間議会開催
2008-04-08(Tue)

写真は「イングランド 写真の日々」から「小さな本の王国」
by ukphotography
甘いものには目がありません by 曽野田欣也
初心忘るべからずのtihoujiti様の記事「議員報酬を日当にした条例」に、以前の記事でも紹介した議員報酬を日当制にした矢祭町の「議会議員の報酬及び費用弁償に関する条例」が掲載されています。
また、同氏の記事経由で、産経新聞の記事がありましたが、私の興味を引いたのは同記事の次の部分です。(「日当制」議員が初議会 福島・矢祭町 産経ニュース 2008.4.8 21:18)
同日の議会は別の職業を持つ議員や、傍聴する町民の利便性を考慮し、午後6時から開催され、正副議長の選出や補正予算案などを審議。
このように傍聴者の利便を勘案し、土日や夜間に議会を開く自治体があるようです。
神奈川県の自治体では、議会の週末開催等には消極的であるという次の記事がありました。
県内議会:4割が傍聴者に議案資料配らず 夜間・土日開催も消極的 /神奈川
毎日新聞 2008年3月24日 地方版
県と県内33市町村の議会のうち、約4割は傍聴者に議案資料を配らず、傍聴者を増やす手段として注目されている夜間・土日開催も8割余りは検討していないことが「開かれた議会をめざす神奈川市民団体連絡会」(赤倉昭男・世話人代表)の調査で分かった。
イギリスでは珍しくないようですが、日本ではまだ主流ではないようです。
おもしろい試みであると思います。
(参考)
鈴木圭「職業としての地方議員が議会機能に与える影響」(PDF)
総務省地方制度調査会「諸外国の議員定数・報酬」(PDF)
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