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議員が提案する政策条例のポイント
議員が提案する政策条例のポイント

写真は牧瀬稔氏の近著「議員が提案する政策条例のポイント

私も早速、注文します by 曽野田欣也



 友人の牧瀬稔氏(地域開発研究所)が、「議員が提案する政策条例のポイント」(東京法令出版)を出版されましたので、ここに紹介します。

 書籍のタイトルから、読者の主たるターゲットは「議員」のようです。確かに、本書では議員が政策条例を提案していく上でのポイントを具体的に示しているようで、牧瀬氏も、次のように述べています。
 これからの地方分権の時代に、生き残っていく議員は「政策立案能力」を確固として持たなくてはいけないだろう。この政策立案能力のアウトプット(成果)は多々ある。その中の一つとして、近年、注目を集めつつあることは「政策条例の提案」である。以上を背景として、本書は書名のとおり、「議員が提案する政策条例(議員提案政策条例)」を対象としている。


 本書では、その他にも条例の政策的な効果や政策条例を実現させるために必要な政策研究の方法が解説されており、また、地域性を反映したユニークな条例をクイズを交えて紹介しているそうです。我々実務家や学生など広く一般的な読者も獲得できるのではないでしょうか。

 なお、牧瀬氏には、政策空間に採用された拙論「複線型人事は新たなモチベーション創出への挑戦」を執筆する際、論文作成上のご指導を頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。
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(非公開コメント受付中)

曽野田さま
わざわざトラックバックありがとうございます。感謝です。
まだ出版前(6/4発売)なのですが、出だしは好調のようです。

ところで、明後日からは、北陸の自治体を周ってきます。現場の人と話して、またいろいろと知見を得たいと思っています。
今後とも、いろいろとよろしくお願いします。皆さまによろしくお伝え下さい。
> M研究員様

いつもお世話になっております。

アマゾンでは取り扱っていないようなので、明日近所の書店に注文します。
個人的には「第4章 政策研究の仕方」を早く読んでみたいです。
また、地域性を反映したユニークな条例をクイズを交えて紹介するというのも、ユニークな試みで楽しみです。
本書を基本書にして、本市にも政策を議論する勉強会ができればいいな、と思います。

またのご来庁を皆が首を長くしてお待ちしております。
こちらこそ、今後ともよろしくお願いいたします。
自治体も人間が作る組織である以上は、時代の変化、状況の変化に応じて自ら改革しながら成長をとげる生き物に例えられると思います。硬直して変革できないばかりか、酸素の欠如から窒息状態に陥っている印象を受けることがあります。こういう本を手にとって職員と共に政策を勉強できるような自治体が日本にあるのだろうかと・・・・心からそういう自治体のあることを願っています。
希望の持てない閉塞感を抱いている住民より
> 閉塞ちゃん様

ご訪問&コメントありがとうございます。

自治体も生き物だという例えは、言い得て妙だと思います。同感です。

本書の著者である牧瀬氏の魅力は、その該博な知識だけではなく、その姿勢にあります。
牧瀬氏は、自分の確固たる思想を持ちつつ反対意見も含めた多様な見解を謙虚に受け止め、それらを咀嚼しようと努力します。
そして、時には寡黙に、時には多弁に、相手を選ばず常に建設的な議論を展開します。

私はこのようなスタンスを持ち、様々な分野で活躍されている方々がいらっしゃるのを知っています。
ですから、悲観なさる必要はないと思います。
プロフィール

きんた

Author:きんた
Yahooブログ「ある地方公務員の隠れ家」(since 2007/2/24)から移転しました。

【自己紹介】
・1964年 静岡県浜松市生まれ

【趣旨】
まちづくりと公共政策について考えます。
本ブログは私的なものであり、私の所属する組織の見解を反映するものではありません。

【論文等】
政策空間 2007年10月
複線型人事は新たなモチベーション創出への挑戦
政策空間 2009年2月
資源ベース理論による自治体人事戦略の構築

【連絡先】
下のメールフォームからお願いします。

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