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夜間や休日も地方議会を
丘
写真は「イングランド 写真の日々」から「
by ukphotography


ukphotography様の写真から滲み出る感性は、
日本人のものとは思えない独特な雰囲気があると思いませんか?
by 曽野田欣也



夜間や休日も地方議会を サラリーマン増加に地制調
2008年6月17日 河北新報社
 政府の地方制度調査会専門小委員会は17日、サラリーマンらも地方議会議員として活動しやすくするため、夜間や休日の議会開催を増やす方策などを検討することを決めた。

 西尾委員は、町村議会議員には農家や中小企業経営者が多く「普通のサラリーマンという代表的な住民がいない」と指摘。会社勤めの人でも議員を兼務しやすくするため、平日の昼間に長時間拘束される定例議会の仕組みを改め、弾力的な議会運営を検討すべきだとした。

 ほかの委員からも賛同する意見があり、片山善博地制調副会長は、地方公務員も住民代表として地方議員選挙に立候補できるよう、現行の兼職禁止規定の見直しも含め議論することを求めた。

 西尾先生や片山先生の主張は、地方自治に携わる者としては、大いに賛同するところでしょう。これは、岡本全勝氏が日本社会の将来像について「月刊 地方財務」2008年1月号の寄稿「普通の市民が議員、普通の市民が職員」の中で語っていらっしゃるものに近い思想ではないかと思います。
 岡本全勝氏は、自身のホームページで、ヨーロッパの地方議会等について、以下3点の実情の紹介をされています。
1 若年層の議会進出(議員の多様化)
2 議会の夜間、休日開催
3 政策本位の選挙

 西尾先生と片山先生の主張されていらっしゃることも、欧米の先進国では珍しいことでもないようです。民主主義の本質を考えれば、当然の帰結なのかもしれません。
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(非公開コメント受付中)

御無沙汰しています。こちらでは、市役所は毎週水曜日の夕方からとなっています(前にもお伝えしましたが、市長も大学生ですし)。ただ、日本の場合は残業が多すぎるので実効性はやや疑問ですね…。
> aussie様

こちらこそご無沙汰しております。
近々、近況などをメールするつもりでいました。

以前、日本のホワイトカラーの生産性に関する論文を見ました。
ご指摘のとおり、日本では行政に限らず民間も含め、残業が多く生産性が高くないようです。
こうした労働環境から変えていかないと、日本はグローバルな舞台では勝ち残れないでしょうね。
プロフィール

きんた

Author:きんた
Yahooブログ「ある地方公務員の隠れ家」(since 2007/2/24)から移転しました。

【自己紹介】
・1964年 静岡県浜松市生まれ

【趣旨】
まちづくりと公共政策について考えます。
本ブログは私的なものであり、私の所属する組織の見解を反映するものではありません。

【論文等】
政策空間 2007年10月
複線型人事は新たなモチベーション創出への挑戦
政策空間 2009年2月
資源ベース理論による自治体人事戦略の構築

【連絡先】
下のメールフォームからお願いします。

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